2020/08/18 01:15
株式会社正村商店は、初代が木のタライや枡などの生活用品を販売しておりました。
その頃のエピソードがあります。
一升枡というお米などを量る四角い木の入れ物を販売しておりました。
昔は、一升枡(約1.8L)を使いお米の量り売りなどされていました。
当時は、この一升枡を少しサイズを小さくしたものや底上げして量が少なくなるように作られたものも出回っていました。
でも初代の販売していた一升枡はきっちりと正しい量が入る枡の為
「正直屋正村の一升枡」 と多くのお客様に喜ばれたそうです。
正しく、お客様に喜ばれる仕事をする事。
これが創業者の想いであり、受け継がれたことです。
その時代その時代に合わせてそれが出きるように、業種が変わっても良いように、正村商店という社名にしたそうです。
戦後は、家具を取り扱い、家具の卸売りで物のない時代により多くの家具を集め届けて行きました。
二代目で多くの取引先を開拓して小売業へとシフトして量より質へと変化していきました。
このお陰で、三世代に渡って正村商店をご利用いただいている方が沢山いらしゃいます。
本当に有りがたいです。
現在、三代目にて、人と家具と暮らしを繋げることをより強く意識した店づくりを行っています。
創業して90年 時代と共に暮らしか変わり、価値観も変化しました。
そして、現在、また新たな変化が訪れました。
でも、時代や物やサービスは変化しても
創業の想いはこれからも続きます。
人に喜ばれる仕事は私たちの喜びです。